「英雄十三傑(原題:十三太保 The Heroic Ones)」は、歴史的な背景を全く知らなくてもアクション映画として充分楽しむことができます。ですが、知れば十三倍楽しめることは疑いありません(笑)。
トルコ好き・中国の歴史全然知らない私・雪豹が使徒(?)マルコに助けられながらトルコ側から見た「英雄十三傑」を探ってみたいと思います。(ただし、時々玉砕しています(爆)。)
史敬思(シー・チンツー):「北西から来た沙陀族の出だ」
李克用(リー・クーヨン=ヨン様):「天山の美酒を客人に振る舞うのだ」
などと言っていますが、彼ら沙陀族は本当はどこから来たのか探ります。
ヨン様は、父親の代に唐の皇帝の姓を賜っているので李姓になっていますが、本来の姓は朱邪。朱邪氏とはどんな氏族なのかを探ります。
ヨン様の子孫がモンゴルの時代に活躍?!
ヨン様の後裔だと言われる高唐忠献王コルグズについて探ります。
沙陀は沙陀突厥・突厥沙陀とも呼ばれます。その「突厥」の意味するところを探ります。
ヨン様の大好きな酒について探ります。
他の国に残った黄巣の乱の記録について探ります。
仮子(義児ともいう)とは養子のことですが、李嗣源(リー・ツーユアン)などは仮父のヨン様と兄弟程度の年齢差しかなく、現代の我々が普通に考える養子とは少し違うもののようです。
仮子について探ります。
胡とは唐の時代には主にソグド人を指していました。彼らは唐では、安、史、康など出身地を示す姓を名のっていました。ヨン様の配下にもこういった姓の人物が非常に多く、「英雄十三傑」にも多数登場しています。
彼らがどこから来たのかを探ります。
この反乱の鎮圧に功績があったことから、ヨン様の父親・朱邪赤心は唐の皇帝から李国昌という姓名を賜り、皇帝の一族に編入されました。
ヨン様の父親・朱邪赤心の活躍を探ります。
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