| 序 |
| 略号 |
| まえがき |
| 第一篇 「吐蕃」前史時代の考証的研究 |
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第一章 |
「吐蕃」史研究略史 |
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第二章 |
前史時代に対する従来の研究 |
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第一節 L・ペテック氏と佐藤長氏の研究 |
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第二節 The Yar-lung Dynasty の紹介と批判 |
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第三章 |
各種史料に対する基本的立場 |
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第一節 基本史料と特殊史料 |
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第二節 古典三史料とそれ以前の史料 |
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第三節 三史料以外の後代史料 |
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第四章 |
ヤルルン王家の祖先 |
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第一節 『王統表』に見える作為 |
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第二節 ティグム・ツェンポとタルラケーの関係 |
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第三節 プデ・グンゲルとトンタンジェ |
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第四節 『宰相記』の世代数と王の世代数 |
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第五節 ソンツェン・ガムポ直前の六王 |
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第五章 |
ヤルルン王家の遠祖 |
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第一節 ニャティ・ツェンポの素姓 |
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第二節 ム部族とピャ部族 |
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第三節 ダン氏とプ氏およびム・ピャ部族 |
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第六章 |
「吐蕃」と「羊同」 |
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第一節 「吐蕃」の称と"Bod" |
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第二節 地域名としての"Bod" |
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第三節 「ニャン」と「ツァン」 |
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第四節 「附国」伝の解釈 |
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第五節 「附国」と「吐蕃」の名称 |
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第六節 「女国」の位置 |
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第七節 漢文史料による「小羊同」 |
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第八節 「大羊同」と「セルカンゴク」 |
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第九節 「北のシャンシュン」と「ヤトゥー」 |
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まとめ |
| 第二篇 ヤルルン王家から吐蕃王国への発展 |
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第一章 |
ヤルルン王家の発展 |
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第一節 タクウ・ニャシクとウル地方の変動 |
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第二節 ティ・ルンツェンによるウル地方北部の支配 |
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第三節 ティ・ルンツェン時代の征服 |
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第四節 ティ・ルンツェンとその家臣 |
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第五節 ティ・ルンツェン時代の意義 |
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第二章 |
ソンツェン・ガムポ王の時代 |
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第一節 ソンツェン・ガムポ王前後の系譜 |
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第二節 ソンツェン・ガムポ王の宰相 |
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第三節 後代の伝承に見えるソンツェン王の宰相 |
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第三章 |
ソンツェン・ガムポ王前期の治世 |
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第一節 ティ・ルンツェン王歿後の事情 |
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第二節 スムパ統合の意義 |
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第三節 唐および親唐派吐谷渾との戦い |
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第四節 ニャンの滅亡とキュンポ全盛の時期 |
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第五節 キュンポ・スツェの謀反と滅亡 |
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第四章 |
『編年紀』六四〇年の事件 |
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第一節 文成公主入蔵の時期 |
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第二節 『編年紀』冒頭条項の年次決定 |
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第三節 ネパール王ナレーンドラデーヴァの即位 |
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第五章 |
『編年紀』六四三年の条の解釈 |
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第一節 クンソン・クンツェン王の諸年次 |
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第二節 シャンシュン王リク・ミリャ |
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第三節 王女セーマルカルの歌と討伐への勧め |
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第四節 Pelliot tib.1047 の史料価値 |
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第六章 |
ソンツェン王の晩年と二宰相氏族 |
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第一節文成公主とソンツェン王の結婚年次 |
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第二節ガル・トンツェン・ユルスンの周辺 |
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第三節バー氏による永久臣盟の意義 |
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第七章 |
ソンツェン・ガムポ王の治世 |
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第一節 文字の創制とトゥンミ・サンボタ |
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第二節 「欽定大法令」と位階・官職 |
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第三節 位階と九大臣職 |
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第四節 褒賞と侮辱督戦の制度 |
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第五節 度量衡の統一 |
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第六節 刑罰の法律と裁判 |
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第七節 灌漑事業と税制 |
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まとめ |
| 第三篇 吐蕃王国の外交と国家体制 |
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第一章 |
ソンツェン・ガムポ王の生存年代 |
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第一節 ソンツェン・ガムポ王の短命説と長命説 |
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第二節 ソンデツェン王の六九歳歿説 |
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第三節 ソンツェン・ガムポ王と一三歳登位説 |
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第二章 |
唐・吐蕃の「舅甥」関係 |
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第一節 "bdon"または"tsha"の意味 |
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第二節 "zhang""blon"と"zhang
lon" |
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第三節 唐・吐蕃「舅甥」関係成立の時期 |
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第四節 マンモジェ・ティカルと文成公主の同一 |
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第五節 金城公主関係伝承に見られる錯簡 |
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第六節 錯簡中に現れた文成公主像 |
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第三章 |
文成公主『編年紀』と公主の再婚 |
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第一節 文成公主『編年紀』の解読と解釈 |
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第二節 新『編年紀』に与えられる年次 |
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第三節 河源柏(栢)海とその周辺 |
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第四節 河源以後の文成公主通過地 |
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第五節 公主入蔵年の確認とツァシュー滞在の跡 |
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第六節 文成公主とソンツェン・ガムポの再婚 |
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第四章 |
吐谷渾の分裂と吐蕃による併合 |
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第一節 ブン・アシャジェとタゲル |
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第二節 ブン・タゲルと「家来のアシャ」 |
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第三節 隋の吐谷渾討伐と伏允の亡命地 |
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第四節 「黒党項」の地コクユル |
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第五節 伏允の二子と吐谷渾分裂の素地 |
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第六節 唐の伏允討伐と吐蕃の松州包囲 |
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第七節 分裂した吐谷渾の代理戦争 |
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第八節 唐の吐谷渾復活政策の放棄 |
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第九節 吐谷渾民族末裔の行方 |
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第五章 |
ネパールと吐蕃の関係 |
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第一節 ネパール王女入蔵の時期 |
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第二節 ネパール王女の出自 |
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第三節 アンシュヴァルマン紀年算定の問題点 |
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第四節 ネパール王女の実在性 |
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第五節 ネパール王女の建築事業 |
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第六章 |
吐蕃時代の法律 |
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第一節 「人法」と「十善に即した法律」 |
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第二節 「十六清浄人法」と成立の意義 |
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第三節 九世紀吐蕃王国の刑法の実例 |
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第四節 一四世紀以後の「準古法」法典 |
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第七章 |
軍事国家体制の完成 |
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第一節 五つの「翼」の境界 |
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第二節 「翼」および「千戸」の構成 |
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第三節 六一の「千戸」名とそれらの所在 |
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第四節 「大徴兵徴発制度」の実現時期 |
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第五節 「支部翼」と「支部第三翼」 |
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第六節 「欽定大法令」の成立時期 |
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第七節 「民戸」と後代の諸「制度」 |
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第八節 駅逓制度について |
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まとめ |
| 地図 |
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1 吐蕃王国成立の前後参考地図 |
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2 ティ・ルンツェン王中央チベット制覇前後の関係地図 |
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3 文成公主入蔵路参考地図 |
| A Study on the Establishment of the T`u-fan
Kingdom |
| 索引 |
|
(1)和漢語 |
|
(2)チベット語 |
