唐代史研究会報告 第VII集
東アジア古文書の史的研究
唐代史研究会 編
1990年9月20日発行
刀水書房
目次
はしがき
土肥義和
| I 漢文木簡史料研究 | |
|---|---|
| 銀雀山漢墓出土「守法等十三篇」について | 池田雄一 |
| 「候史公徳坐罪行罰」檄について −兼ねて候史の職掌を論ず− | 永田英正 |
| II 漢文史料研究 | |
| 敦煌における土地税役制をめぐって −九世紀を中心として− | 池田 温 |
| 「阿史那施墓誌」試釈 | 石見清裕 |
| 大谷・吐魯番文書復原二題 | 大津 透 |
| 唐戸婚律立嫡違法条について | 岡野 誠 |
| 大谷文書と吐魯番文書の関連について | 小田義久 |
| 中国古文書・古写本学と日本 −東アジア文化圏の交流の痕跡− | 菊池英夫 |
| I 日本僧円珍によって日本にもたらされた唐の公文書 | |
| II「王梵志詩集」と山上憶良「貧窮問答歌」 | |
| 倉甎銘からみた唐太倉の構造 | 清木場 東 |
| 広開土王碑文の「倭」関係記事−最近の研究成果をめぐって− | 鈴木靖民 |
| 唐代後期の解府君墓誌と殷府君墓誌 | 高橋継男 |
| 京都大学所蔵の唐墓誌 | 礪波 護 |
| 唐代敦煌均田制の田土給授文書について −開元十六年敦煌県史氾知節請給田衛士某大慶牒の一分析− |
土肥義和 |
| 南朝における詔 | 中村圭爾 |
| 敦煌発見唐公式令残巻の製作年次について | 中村裕一 |
| 朝鮮に伝わった広開土王陵碑文 −『増補文献備考』所載碑文の淵源− | 浜田耕策 |
| 吐魯番出土、唐代戸等文書覚書 | 船越泰次 |
| 唐代の奴婢売買と市券 | 山根清志 |
| III チベット語・ウイグル語史料研究 | |
| 敦煌のチベット字人名資料 −台湾本一二五文書− | 上山大峻 |
| ウイグル文家産分割文書の一例 −中国歴史博物館所蔵K7716− | 梅村 坦 |
| 吐蕃王朝外戚支配機構「尚論」制の成立と意義 | 山口瑞鳳 |