支那周邊史　下巻

『支那地理歴史大系』刊行会編（支那地理歴史大系第十二巻）

目次

蒙古史（後編）

• 第三章　近古　　　　　愛宕松男
• 第四章　近世　　　　　鴛　淵一

トルキスタン史

• 第一章　上代　　　　　内田吟風
• 第二章　中古　　　　　石濱純太郎
  　第一節　トルコ族の発展
  　　一、序説
  　　二、突厥
  　　三、回鶻
  　第二節　外部勢力との交渉
  　　一、隋と唐
  　　二、吐蕃と大食
  　　三、トルキスタン地方
  　　四、トルキスタン諸国
  　　五、東西文化交流の遺跡
  　　　　参考した書籍
• 第三章　近古　　　　　宮崎市定
  　第一節　宋代のトルキスタン
  　第二節　蒙古時代のトルキスタン
• 第四章　近世　　　　　羽田　明
  　第一節　明代のトルキスタン
  　第二節　清代のトルキスタン
  　第三節　現代の新疆
  

西蔵史

• 第一章　古代　　　　　石濱純太郎
• 第二章　近世

印度支那及び南洋　　宮崎市定

感想など

上巻は未入手。

トルキスタン史第二章の二・突厥の冒頭に「…突厥に関しては本書では突厥の専門学者たる小野川秀美先生が突厥とその後継者たる回鶻との歴史を別に書かれるのであるから、読者はそれを参考せられたらいいのである。」とあるが、その箇所は上巻です。うるうる。

自分の興味がある部分にほとんど触れられていないせいか、通史としても全体的にさらさらっと行き過ぎてちょっと物足りないと感じました。

上巻はどんななんだー、と欲求不満がたまるばかりです。